- 建築現場レポート
- 2018.01.17
札幌市K邸「i-tech(アイテック)工法」
現場では断熱工事が進んでいます。今回は、当社オリジナル工法「i-tech工法」を採用しています。
今日から、i-techパネル(断熱材)をはめ込んで行きます。このi-techパネルが「IWATA HOME」の要です。
パネル状の硬質ウレタンフォームを、柱と柱の間にはめ込み、壁からの熱の伝わりを抑えます。
壁の限られた厚みを有効利用する為に、ウレタンを圧縮してパネル状にすることで施工性がよく、
安定した品質の得られる材料になっています。
i-techパネルは硬質ウレタンフォームという断熱材で出来ており、その熱伝導率は0.021W/mkと熱を伝えにくい素材です。
(ウレタンフォームは、冷蔵庫の断熱材やサーフボードの芯に使われています)
この熱の伝わりにくさが、暖かい家を作るためにはなくてはならないモノになります。
良い断熱材を使用しても、正しい施工が行われないと、断熱性能は大きく低下し、壁内結露の発生や構造体の腐朽などで、
建物の寿命も縮め住環境を悪化させる原因になります。
断熱工事は、住宅の寿命とそこに住まわれる方の健康に影響をおよぼす重要な工事です。
断熱材を入れ終わると気密シートを貼って石膏ボードを貼り、壁を造っていきます。