- 建築現場レポート
- 2018.01.18
札幌市K邸「屋根工事」
本日は屋根工事を行っています。当物件は無落雪屋根でガルバリウム鋼板葺となっております。
ガルバリウム鋼板とは、鉄板をアルミニウム・亜鉛・シリコンで被覆した材料で、耐久性がとても良いので、冬期の
気候が厳しい北海道に適した材料です。このガルバリウム鋼板の下には、アスファルトルーフィングという防水材料
も張られております。無落雪屋根は「北海道式」ともよばれ、北海道では多くの実績がある屋根工法です。
通常の勾配屋根とは逆勾配となるため、施工の技術力が必要とされます。
雪を載せた状態でも耐えられるように構造計算をしますので、よほど積雪が多くならない限り、雪下ろしの手間はあ
りません。ただ、安全のために年に1、2回は落葉のつまりなど屋根樋の点検が必要です。